情緒が安定しない、「感情」の出し方や感じ方がよくわからない方が

もしいらっしゃいましたら、おすすめの図書があります。

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ひとつは武者小路実篤さんの書籍です。

はじめは「友情」から読むと良いと思います。



寺山修司さんの詩集も、

言葉あそびや、感情や情緒を育てるのにとても良いと思います。




武者小路実篤さんも、寺山修司さんの本も、

中学生の時に、情緒の育て方がよくわからなかった自分に、

祖母が薦めてくれた本です。





「友情」の読みはじめは、

人は、どうして心が躍り、

なんでそこまで苦しむのか、恥じ入るのか、

絶望し、それでも立ち上がり、

未来に向けて希望を持つ姿に、

深いところまで、よくわかりませんでしたが、


何回か読むうちに、人の喜怒哀楽について、

だんだんわかってきました。





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寺山修司さんは、言葉あそびやユーモアがあり洗練されて上品で、

時にはブラックユーモア的な部分もあって、


物事を多方面から見るような思考の訓練と、

いろいろな裏と表が分かってきます。




優しく情緒やユーモアを育てるのに、とてもいいと思います。


よき日本の文化が感じることができると思います。





また、豊かな心を育てて、

四季の美しさに気付き感情を豊かにするのには、

5.7.5.7.7の短歌(和歌)を始めてみるのもいいと思います。




これも情緒関係で、中学生の時に祖母に短歌を薦められて

自由にのびのびと、日本語の美しい言葉遊びを楽しんでいました。

学生時代には短歌の活動部に入っていたこともあります。




近所で美しい桃の花が咲いていましたので短歌を一首。


桃の香(か)の
立ちゆく風に
誘われて
土ふみしめる
ときたのしかな



意味は、

春の風に乗る、桃のかすかな香りに誘われてやってきました。
土を踏みしめる時に、かわいらしい花びらが舞い降りていて、
青空も、地も、どちらも楽しく美しい世界が繰り広げられています。



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昔はこういう日本古来の文化は身近だったらしいのですが、

いつのまにか忘れ去られているように感じます。




短歌を詠む過程で、

日本古来の美しい言葉を使うことによって、


攻撃する言葉や、人を傷つける悪口がいかに、

洗練されておらず、下品といわれているのかが、

少しずつ理解できるようになりました。







今は亡き祖母をはじめ昔の方は、

人を攻撃するにも、

ユーモアと洒落を盛り込んでいました。




それが暗黙のルールで、粋で上品なことだと

祖母に教えてもらったことがあります。




祖母から

「自分の悪感情と醜悪さをただ一方的に相手に伝えて終わりでは、あまりにも幼すぎるよ」

「粋で上品な返しで終われないのに、人の悪口を言うのは早いよ」


と言われたことがあります。




日本では「悪口にもお作法がある」とも言っていました。

レベル?が高すぎて、自分、悪口向いてないかも、と感じました






日本人は、悪口っぽい言葉もユーモアと洒落が混じって、

最後に遊びを残して「クスっ」っという笑いがあって、

相手にも救いがある趣があったのです。





悪口を言われた方も、言葉の洒落とユーモア、

何重にもしかけられた、言葉のたしなみに、

「参った」ということもあったそうです。





悪口を言う人も、言われる人も、

同じぐらい洗練されていたそうです。







古来からある短歌や俳句などのように、

日本人は、美しい言葉に趣を感じ、

調和を楽しむ心が備わっているのだと思います。





日本人は、美しい言葉を使って情緒を育て、

良心と雅な感性を、はぐくんできたのだと感じます。







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お読みいただきありがとうございます。
サラ